2011年01月26日

猿谷要

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別荘に滞在していた中川良平さんが9月に山を降りるときに置き土産に置いて行って下さった本を,大変でしたがやっと読み終えたので,キミさんが前に読んでいた本を出してきて読みました.

Michael Connelly はすごく面白かった.のですが,なにせ英語からは遠ざかっているし,元々基礎がないので学生時代に覚えておくべき単語や表現が極端に足りない.1ページの半分も良く分からない部分があるとがっくりするのですが,辞書は引かずにひたすら想像力をめぐらして先に進むのです.The Scarecrow はコンピュータネットワークが話題でなじみもあったのですが,Angels Flight のほうは刑事などが沢山出てきて人の名前が覚えられないからしかたなく名前だけ書き出しながら読みました.
毎晩寝る前に2,3ページ読むと最適な睡眠薬になります.
それでも後半になると先が楽しみで遂10,20ページと読んでしまって布団の中で夜更かししてしまいます.分らないとこをそのままに進むのでなんとなく充足感に欠けるのですが,ああ面白かったと終わるのでした.

次に日本語の本を読むと一気に走り,これは睡眠薬にならないのです.
猿谷要という名前は実は知らなかったのですが,読んでみると60年代70年代に僕が海外,アメリカ,Jazz,黒人,南米などにすごく関心があったころにTVなどでも活躍していた方なので,絶対に何かで触れていたのだと感じました.僕は元々固有名詞,特に人名にはうとく,覚えられないのです.77,78年に掛けて半年ほどアメリカにいてその後も最後に2000年にNYやバンクーバーに行ったときまで何度か海外旅行をして,とりわけアメリカに行く機会が多かったので,この本に出てくる猿谷さんの旅行は時期も重なって自分のことのようにワクワクしました.猿谷さんご夫妻のようにもっともっと現地の方と接触して友人を作っておけばよかったと今になって思います.
猿谷要さんも今月亡くなられたんですね.今の本質を欠いた目先の攻防,三面記事的政治家にうんざりしていると,猿谷さんのような広い視野の方が惜しまれます.

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posted by himaji at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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